いよいよ全ての「海中ジオラマ」完成間近!

●ウDSC_0291 ●ウDSC_0285 とうとうこういう形に着地しました!小5の秋からスタートして今6年生の男子の作品。棒にからみ付くという動きを見せるドラゴンは、紙粘土で作って乾かし色塗りは4回以上してる。パール色をアクリル絵の具に混ぜているので、ヌメッとした感じも。色塗りにかける意欲はやっぱりうまく出来たものに集中するよね。ほら、秘剣(?)も。

紙粘土をこねくりまわしているうちに、確実に立体表現力が身に付いてきたと思う。この作品プラス2作品で全円が完成します。全円に組み合わさったところは、後日ご紹介します。「海中ジオラマ」、残るは6作品です。

「海中ジオラマ」、「葉っぱの町」、「森のジオラマ」のご紹介です。

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右上の大王イカを最初に作ったんだよね。そもそもイカって虹色でカラフルだし、って思う。コツコツ形作ったものは18体以上も。作りたかった生き物は全部作った感満載。ウニの形ってこうして見るとシンプルにして強烈。2枚目のウニは日の出みたいだなぁ。5年生の秋に作り始めて6年生で仕上がった男子の作品です。

「海中ジオラマ」作品はそろそろ全てが出来上がって来ました(TuT)!あと7作品ほどです。紹介待っててね。

●ウDSC_0034 「葉っぱの町」です。庭の葉っぱをスケッチしてから水彩で色を塗り、葉っぱを道路とかでつないで、人や車とか加えて葉っぱタウン的な表現にしました。普通に葉だけを描くより、いろいろアイデアをふくらませるし、水彩絵の具の技術的な学習にもなる「定番」のような造形課題です。「ヤツデ」の葉脈をこんなに見つめたことはなかったよね、きっと。4年生女子の作品です。

●ウDSC_0124 ●ウDSC_0126 「森と昆虫のジオラマ」です。パース付きなので、前方から見ると奥行が結構出ます。虫たちの絵はリアルで繊細!飛んでるカナブンはテグス糸で吊って左右に動きます。川が流れて丸木橋もかけて松ぼっくり転がして、うんうん、ジオラマ感いっぱいだよ!ジオラマ感を盛り上げてるグリーンモスは本物で、100均のダイソーさんの商品。3年生男子の作品です。

 

 

今日は「海のモビール」です、涼しそう。

●ウDSC_0092 この男の子の持ち味である、きれいな線描を生かして、こんな感じのモビールを制作しました。海面に見立てた塩ビ板に、紙製の魚の絵をテグス糸で吊ってます。カニやリュウグウノツカイ、カジキ、クラゲなど繊細でユラユラして、目にも涼やかです。主に2年生時に制作しました。

今日の「海中ジオラマ」のご紹介です。カクレキアンコウ?

●ウDSC_0044 ●ウDSC_0050 2番目の写真の手前に見える白黒目玉のキアンコウが、海底のほとんどを占める大迫力!フシギクリーチャーを所せましと配置したので、ちょっと見えにくくなってしまいましたが、この写真でよく見といてくださいな。サメもありえないほどU字に湾曲してて「E」!

キアンコウに始まって、段々オリジナル度が高くなっていき、キアンコウの右の両腕を広げたようなデカいクリーチャーは、口と手だけの深海魚系オリジナル。パール色の多色使いで彼らしい造形感でいっぱいです。

4年生の秋からスタートして、ちょっとした制作をはさんだりして、仕上がったのが4月15日で5年生でした。でも、みんなそんな感じですからО(*^^*)K

「海中ジオラマ」と「ハノイの動物」、見てね。

●ウDSC_0286ジンベイザメが人気で、みんな一通り作ってました。で、このジンベイザメは竜宮城を背負ってるという稀なアイデア。ジンベイザメの優雅な泳ぎからすると、さもありなんだよね。(ないか) 奥のみどりのは葉っぱに擬態するタツノオトシゴ。色がきれいなので天面はクリアに。全円の3分の1の大きさ、5年生男子の作品です。

●ウDSC_0031「ハノイの動物」です。6段なので、最小手数は63回。オーブン陶土でカチカチですが、転げると割れるので、あくまでも飾り用でしたね(-u-;)。消しゴムとか重ねて遊んでいただけるといいかもです。なんというのでしょうか、純心な造形感にほのぼのとします。6年生女子の制作です。

海中ジオラマ、今日はこの2作品です。

●ウDSC_0436発色がきれい!ジンベイザメは泳いでる感じを出すために体を湾曲させてます。魚を紙粘土で作ると、フツ―、図鑑的に硬直しちゃいますが、なんとか「泳いでる感」を出そうということで、ティッシュペーパーの上に、体を曲げて作った紙粘土をふんわり置いて固めています。右下に「けいむしょ」(!)を設置したことで、なんだか急に魚の世界が、社会の縮図のように見えてきたりします(・―・;)。となりで直立してるペンギン風生き物が警察官とのこと。小学2年生男子の作品です。自由課題だとトテツモナイものを連れて来ることがあるけど、ほぼほぼ否定しません。

●ウDSC_0523 ●ゥDSC_0526これまた、発色がファンタジー!なので、上面は透明板に。お皿にのったタコさんとか可愛い。底の波っぽい表現、いい!どの造形も「楽しく作った感」が伝わってきます。赤緑黄のぺちゃんこ魚は薄すぎて何回もパリンと割れたけど、必死でつなぎ合わせて色塗りしたら、スゲー個性出たよね、よかったよかった。。。3年生男子の作品です。

 

完成した海中ジオラマと制作途中の様子です。

●ウDSC_0230コワいくらいのウニが主役みたい。黒いのはウナギ、赤いのはエイ、メザシ風魚たちが可愛い。ところで、メザシって知ってる?小2年生男子制作です。

●ゥDSC_0419こっちは3分の1の円形で作ってます。制作途中の様子をどうぞ。右側5年生は自分の世界を時間をかけて深~く掘り進んでます。やっぱりタカラモノは深いところに埋まってるんじゃないかな。。。。。

埼玉県立近代美術館での美術系高校「作品展・卒業制作展」、スゴ過ぎ!

巨大な絵画に圧倒され。この頃って結構残酷系に魅かれるみたい。なんなんだろう、口元から血がダラリとか、鮮血色満載とか。美術表現の反抗期、みたいな。おとなしいけど、ホントの私はこんな感じ!っていうのは美術系人間としての自分の道筋をたどるとわかる気もする。どんな内容であろうと、ふるえるような繊細な感性を思い切ってさらけ出そうとする覚悟には、今更共振した。

●ウDSC_0375 ●ウDSC_0370テラコッタによるキツネ風作品、タイトル「5分前」。うちの造形教室で図抜けた造形力を発揮していた少年の、「今」の作品。難しい衣のひだをよくぞここまで!いや~、こんな感じに成長して行くんだなぁ、と感慨深く。なんの「5分前」か、各自考えてね、というようなインスタレーション(空間全体がアート作品、見る人を巻き込むなどという意味の美術用語)のアイデアとしても面白いのではないか、とか。展示会場はもっともっと広く、5校の作品がひしめき合ってました。

どうってことない日常をゆさぶってくれた、高校生の情熱に、ありがとう!

海中ジオラマ、2作品目です。

●ウDSC_0085 ●ウDSC_0100 小学2年生男子の作品。造形がどれも可愛いのが持ち味。なんかキュートなんだよね、目の表情とか形そのものが持つ雰囲気とか。ピンクのおオバケのようなメンダコの右、アメリカンドッグ風な串が刺さった生き物は、串部分が毒針だそうで、丸っこい顔で油断させて一突き!とのことです。青い塩ビの中に移る影がユーモラスだね。海中ジオラマはまだまだ、何人も制作中です、仕上がり次第ご紹介していきますね♪