1月後半の造形教室カレンダーをご紹介します。

草野心平さんのこの詩、きっとどこかで読んだり聞いたおぼえがあると思います。学校では3年生の国語の授業で行うそうです。制作した3年生女子も造形教室でなにげなく暗唱していて、「お~っ、その詩のイメージで絵を描いたら素敵なものになるのでは?」ということで、詩の世界を絵にすることになりました。このように文字が先にあり、そこから自分だけのイメージをふくらませて、文字だけでは表現し切れない感覚的な「何か」を表すのは、とてもよい学習になると思います。一つの同じ詩からでも十人十色の絵が描けるわけです。「ゆき」をモチーフにした静かな詩の内容と相まって心穏やかになる作品です(´-`)。

「あそびシート3」の正方形並べかえパズルの解答です。

左写真が解答です。いかがだったでしょうか?正方形の枠無しだと、やみくもに三角片を隣り合わせに並べていってしまい、むずかしいことこの上ないものになります。「出来た?」と声をかけた人は皆さん、「やってみたけど出来なかった。」ということで、結局誰も並べかえ出来なかったようです。いろんなゲームソフトをクリアするのもむずかしいけど、たった10片のパズルの組み合わせにさえ手こずるということは、「パズル」って深いなあって思います、いろいろな面で。

このパズルを引用した「パズルの世界」(ジェリー・スローカム/ジャック・ボタマンズ 芦ヶ原伸之訳)によれば、「ダイヤモンドパズル」という名称でその原理はずっと古く、1803年のおもちゃのカタログに載っていたものだそうです。見た目シンプルなんだけど、やってみると呆然とさせる落差の按配が絶妙で、いーパズルだと思います。パズル的には古典なのでしょうが、やはり一度は通らなければならない道筋かも。

「アートな年賀状展」、そして「アートが生まれる場所」展も。

川口アートギャラリーアトリアの新春企画「アートな年賀状展」、昨日見に行きました。教室の数名の方が送られたそうなので。天気も上々、アトリアへの道は相変わらず人通りも多くて活気にあふれてました。入り口を入ると奥の明るい展示室にた、たくさんの年賀状が!どれもユニークな年賀状がずらっと並んでいて、部屋中新春の風が~(^^;)。巨大副笑いで遊んでる親子も。・・・う~ん、どこかな・・・、彼らの年賀状は?・・・あんまり多くて見つけるのに手間取る~!あ、ありました~!・・・お~っ、なんだかホッとした感じ、見とどけたって感じ。(^^;)アップに撮りたかったんですが、「全体的に撮るならOK」とのことで、写真はこんな感じで。

 

見終わってあっさり帰るつもりが、となりの展示室の造形物をふと覗いたとたん、目がくぎ付け状態に!何、何、何あれ!っていうちょっとした衝撃。最初の案内文もそこそこに足を踏み入れると、う~~ん、・・・狙いどころをあえて外した、というようなそれでいて不意をつかれるような、なんだか異質な造形作品にめぐり合えたのでした。異質と言っても奇をてらった先端アート風というわけではなくて、絵画、焼き物、木片造形、創作糸などフツーの創作手段によって生み出された物達のようでした。

なかでも心に残る作風が二つ。一つは指先で小さく丸めた粘土(形は大きな米粒のような感じです。)を造形物の表面にそれこそびっしりと貼り付けた作品がありました。同一の作者かどうかは確認しなかったのですが、顔のようなかたちや魚のようなものや動物系もあり、焼色は黒く、つぶつぶ、つぶつぶ、つぶつぶ、つぶつぶしていて、ウロコのように平らにつぶしたものあり、一個一個つぶ立ちしたものありで、その途方も無い手作り感につんのめりそうになってしまいました。

そしてもう一つは、これまた気が遠くなりそうな創作糸(?)作品、というのでしょうか。変わった糸がフツーにレース糸玉のように巻かれていて巻き終わりが少し出ているので、どれどれと見てみると、これがまた!(〇〇゛;) かなり短く切った糸を結びながら巻き玉が作れるくらいの長い糸にしてあるんです。これはほんとに気に入りました、シンプルで上品で。その糸で何かを編むわけではなく糸そのものが心を打つ。あんまり気になったので、見終わってから関係者の人に聞いたら、「あの作品はパリにも行ったんですよ。」というお話で、や、やっぱり、いいものはいいんだぁ、と、つくづく納得しました。そして、実はこれらの作品は「障害を持った人たち」の作品だということでした。「アートな年賀状展」とともに「アートが生まれる場所」という企画展で、1月23日(日)までです。ご興味のある方はぜひ。

簡単「ペパクラ」のあそびシート4をご紹介します。

「ペパクラ」ってペーパークラフトのことです。この作品は1枚切り抜くだけで、なかなかかわいい恐竜達とヘビ君が出来ます!ぜひ、ぺっちゃんこの恐竜達を3Dにしてみてね!

恐竜の実際の体色は現在でも謎とされてますが、こんな模様の恐竜だったら?と思うとワクワクしませんか?青系の恐竜が目がやさしそうなのでお母さんで、赤系の方が目つきこわいのでお父さん、かな。ヘビに興味深げなのは子どもです。恐竜とヘビが共存していたかどうかはさだかではありませんが~、ペパクラってことでご理解を。(´。`)ゞ

出来上がったものを見るのは簡単ですが、模様一つ描くのも実は「感性総動員」って感じです。4年生男子の作品です、彼らしいオリジナルな感覚に満ちていると思います。

今年最初のカレンダーのご紹介です。

今年最初のカレンダーは6年生男子の作品です。なにげに描いてる風ですが、実際は何枚も下書きしてます。絵ってそういうものです。っていうか、どんなことでもそうかも知れませんが。バランス絶妙。細かく言うと後輪の若干切れたとことか、文字のかすれ具合とか。言葉も強いですし。自分の足で自分の力で駆け抜けて行くんでしょうね。わたくしなんかですと、「今年がかけぬける!」っていう感じですね、今年がどんどん駆け抜けて行ってしまう、みたいな(^^;;)・・・待って~! \\(≧0≦;)

2011年 明けまして おめでとう ございます!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。お正月らしく富士山の写真を貼ってみました。実家(夫の)が静岡なもので。走ってる車から携帯のカメラで撮ってます。手前が流れてるけど遠くはけっこうそれなりに写ってるんで、これじゃデジカメいらないかも。頂上は雲がかかってて、なんだかすみません。富士山も毎年のことなので、「あー、富士山ですか~」って感じ。帰省するといつも視界の中にあるんですが、究極のスレンダーシルエットのせいか存在感はあるのに、それでいてしつこくないんですよね。

手作り石鹸で富士山でも作ってみようかな。香りはどうしようかな?お茶とかみかんの香りかな、それじゃ富士山の香りっていうか単なる静岡県の特産物だし。う~ん、う~ん、なんてゆーか、「クールバスクリン」的な?・・・・と、ここでふと思いついたんですが、バスクリン系の粉末で石鹸に香りを付けるってのはどーでしょー。f(^^;;;) 香り付け用の香料は20mlくらいで800円もしますから。・・・・今度作ってみましょう、お楽しみに~(^^;;;)