これ、なんだかわかります??…実は紐パズルです。

実際のところ、超ムズのパズルです。どれぐらいむずかしいっていうと~、…私も結局ほとんど解けませんでした。恥ずかしながらパズルの本などからのいろいろな情報があったから「解けた」って感じですね。っていうより私基準のムズカシサランク付けで恐縮です。そして、めちゃめちゃ驚いたんですが右側の「ハムスターときのこのセット」を作った6年生の男子は、出題してからなんと5分で解いてしまいました~!「どぇ~~!!\(〇〇゛;;)/゛マジでぇ~~!?……脱力~」、みたいな。「出題してから1週間は安泰だな(`u´;)、やれやれ…」とふんでいたのに…ご、5分って…。

ここまで読んで「結局何をどうするっていうパズルなの?」と思った方にも思わなかった方にもちょっと説明します。ハムスターや鳥、雲さんには輪になった紐がしっかり接着されています。この紐をある方法でもう片方の木やきのこ、太陽の穴に写真のように通します。これで準備が出来ました。出題としては「紐をほどいてハムスターときのこなどを別々にしてね」となります。紐のかかり方は写真の通り(鳥と木のパズルがわかりやすいかも。)で、これ以外に種も仕掛けもありません。いかがですか?

情報や知識があって解く、のと何も知らずに一から解くのとでは、雲泥の差があります。こういうのに取り組む姿勢を見ていると、やっぱり「パズル好き」じゃないと、解けない場合の長丁場に耐えられません。長丁場に耐えて解けたりするとその達成感から、また違うパズルに挑戦してみようかな、っていう気持ちになるようです。わたくしなんかはめちゃくちゃ長丁場に耐えられます。 (`ω´*)v…要するにただ解けないだけ(´ω`;)なんですが、解けない時間が楽しみにさえ感じます、おもしろい本を読み終えるのがもったいなくて意識的に中断しつつ読むような感じです。

つい話が長くなりました、このパズル、造形的にも楽しいでしょ?そうそう、雲さんと太陽を結んでいる紐は麻糸で手作りしたものなんですよ!それも虹色です。雲さんと太陽のセットは6年生女子、鳥と木のセットは5年生男子でした。

忘れがたい造形感を味わえる竹細工教室をご紹介します。

先日の2月14日(日)、領家公民館で「竹細工教室」が催されました。私は、安全委員として会場管理等行ってきました。この竹細工教室の担当は4回目となりましたが、今回はその有意義な内容に心動かされて、造形教室の一部の生徒さんに「参加してはいかが?」というお声をかけさせていただきました。この講座は講師3名が指導に当たり、「マイ箸作り」、「伝承おもちゃ」、「自由工作」といった内容を3時間にわたって教えてくれます。参加費はたったの100円です。(〇〇゛:)

 

 

この日も多くの方々が参加し、マイ箸作りからスタートしました。切れ味最高の小刀で竹を削って箸を作るのですが、とにかく最初はなかなかうまく削れなくて、ほんとにあのなめらかな箸になるの?って感じですが、ひたすら削ること1時間近く、けっこうおしゃれな「お箸」になって行く過程にひそかに感動!お子さんにはパソコンをクリックする前にぜひ体験していただきたい教材なのでは、と思っています。これらは設計図もものさしもありません。見本品を見ながら作っていくのです。参加していただいたお母様の顔つきも次第に「…おっ、これは(`v´;)…」っていう感じに変わっていきます。

講師は最初のうちは「こんな感じで作ってね~(^^;)」みたいにユルイのですが、次第に出来上がっていく段階で、組み合わせる竹の選択や技術的にどうしてもむずかしいところなどは、丁寧に教えてくれたり手助けしたりしてくれます。この講師とのやりとりも重要なポイントです。本当に大切なことは「面授」(人の言葉、人の表情、人の熱意ある教えなどを通して人に伝わっていくこと。)であるともいいますが、作りながら積極的に講師とかかわることも出来る得がたい教室となっています。ではここで、参加していただいた方々の感想をご紹介します。

「竹を切ったり削ったりするのが難しかったけれど、作品が出来た時の達成感が気持ちよかったです。」

「竹でゴムを飛ばすバズーカを作りました、工作って楽しい!(^∇^)」

「気が付くと夢中になって箸を削っていました!慣れないノコギリを使って、花瓶や小物入れ等素敵な品が完成しました(^∇^)」

いかがですか、竹細工教室。使用する竹は刈り取って時間が経つと固くなり作業し難くなるため、当日刈り取って来るそうです。そういった意味でも手間がかかっている講座の一つともいえます。慣れて来たら、自由な発想で竹を細工して見てください、これがまた!(°u<)~★

「造形教室カレンダー」2月後半作品のご紹介です。

迷路っていうと無機的な感じのものが多い中で、この作品はかなり有機的ですね、それもそのはず最初のアイデアスケッチでは人間の消化器官系迷路でしたから。その後一気に描いたデザインは、上下に重なりあったところや周回しているところなどもあって複雑でありながらも「ヘビ」という形にまとまっています。迷路作成には根気とつじつま合わせ、そして「おもしろい迷路を描いてみたい!」という熱い思いが不可欠です。そしてこの作品のように、迷路というモチーフを通しての自己表現も「あり」なわけです。5年生男子の作品です。

その子らしさがきらめく段ボール工作、エレベーターと足場が見どころ!

身近にあって扱いやすく安価で接着しやすくて、それでいて自由度も高くて、工作に段ボールは欠かせない素材です。その中でも「接着しやすい」というのは案外重要なことみたいです。速乾ボンド使用ならイライラする前にちゃんとくっついてくれます。昨日の教室では、つやコートされた紙面がなかなか貼れなくて「瞬間接着剤が欲し~!(`∞´;)/゛」と叫んでいる子がいましたっけ…。ただ、瞬間接着剤は時間が経つとはがれやすいですし、なにより高い商品なので、ちょっと…(^^;;)。

これは段ボールを使ったタワー工作です。1年生女子です。一時教室で、エレベーターっぽい工作が目を引いた時期があって、この作品にもエレベーターがついてます。箱をひもで引っ張り上げる仕組みですが、なんだかかわいくて愉快です。右上のはしごを登りきったところの足場も、あーでもないこーでもないとこだわって作ってました。足場確保は大切ですよね(´ω`)                                                                         

 

「造形教室カレンダー」2月前半作品のご紹介です。

もう2月に突入ですかぁ(≧皿≦;)、「白駆の隙を過ぐるがごとし」(はっくのげきをすぐるがごとし)っていう好きなことわざみたいです。っていうか正しくは「好き」じゃなくて、「衝撃を受けた」っていう感じですが。白駆は白い馬、隙はすきまのことで、走り抜けていく白馬をわずかなすきまから一瞬見るように、月日や人生が過ぎ去るのが速いことのたとえ、です。笑っちゃうほど大げさですけど、だんだん笑えなくなって来ましたね、f(´~`;)アハハ…。「光陰矢のごとし」は耳タコでピンとこないけど、人生は白馬をちら見するぐらい短い、なんてなんちゅーたとえだし!ってわたくし的には鮮烈でした。…すみませんブログ1年を経て、とうとう「ことわざ」持ち出してしまいました~、つ、ついてきていただければ有り難いです。

ところで、人生に比べれば星座は永遠とも言えるでしょうか。テレビもCDも無い大昔、満天の星の光だけをたよりに空想上の世界観や物語をつむぎ出した人間の想像力!には感嘆します。想像上の動物だから「くじらとかそんなじゃないだろう(^^;;)」っていう感じでおもしろいです。3年生の女の子も神秘的な星座の世界がいたく気にいったみたいで、星座の本を穴の開くほど見て制作しました。で、一つだけ、彼女の大好きなものを星座として描き加えてあります。甘くてジューシーなおいしいもの、とは?そう、〇イ〇ッ〇〇座!正直でいいなあ(´-`)。

上落合小学校の「校庭で遊ぶ会」のことをご紹介します。

ちょっと前になりますが、、昨年12月25日にさいたま市立上落合小学校で「校庭で遊ぶ会」という行事がありました。そこで行われた「ブーメランを飛ばそう!」についてお話ししたいと思います。f(^u^*)

この「校庭で遊ぶ会」は、様々なものをその場で作って楽しんだり、先生方とゲームなどで遊んでみたりという楽しいイベント盛りだくさんの会、とのことなのですが、以前から面識があったOさんがその実行委員の工作系担当のリーダーに選ばれたそうで、 「さて、どのようなものを作ったらいいのでしょう? (´u`;)」というご相談を受けたのが昨年の5月ころのことでした。そこで、自分で絵を描くブーメラン作りや組み紐、レインボウスコープなど10案ほどを提案させていただいたのですが、その後の会議で「自由に絵を描いて自分だけのブーメランを飛ばそう案」に決まったとのこと。このブーメランは「子供の科学」という雑誌に掲載されていたもので、とてもきれいにもどって来るのでそのまま使わせていただくことに。

 

決定してからは、紙質やら飛ばし方やらいろいろと試行錯誤を重ねるうちに、Oさんもすっかりブーメラン名人に!それから後はOさんのご活躍で、(私は夏休みの制作に入りました。)多くの方々のご協力を得て、下準備として560枚以上のブーメランを切り抜き(〇〇;;)、チューニングのための折線も入れ、マーカーや飾りのシールなども万端準備して10月31日に備えたのですが、まさかまさかの延期でようやくこの日を迎えられたそうです。

当日は500人以上の生徒さんが参加し、いろいろなもの作りやゲームなどを楽しみ、ブーメラン工作のコーナーもごったがえして指導がとても大変だったそうです。飛ばし方のコツもマイクを使ってでないと指導仕切れなかったというお話しでした。わたしはその場にいませんでしたが、皆さんの興味津々な様子を写真で拝見出来まして、「うわっ、みんな楽しんでくれたんだ~(T∇T)」と♪♪♪♪~な気分に!Tさん写真をありがとうございました!

ブーメラン工作は準備の調整等が本当に大変だったようですが、盛況な様子を拝見しますと、Oさんを始め多くの方々の「子供達に楽しんでもらいたい♪」という思いが実ったのですよね!私としましても、このようなかたちで関わりが持てたことをとてもうれしく思います。そういえば、造形教室でもブーメラン作って飛ばしましたね~、作った方はたまには引っ張り出して飛ばしてみてくださいね、うまくもどって来るでしょうか?それとも…(^へ^;)