久しぶりに立体作品、テントウムシ形キャンピングカー、みたいな?

虫取りアミ装備のテントウムシ形キャンピングカー、みたいな(^^;;)?虫取りアミを装備しているテントウムシ、というところが、予想外。はじめは「えっ!?」というアイデアも固くなった頭を意識的にちょっとやわらかくすれば、もうなんでもあり!ですね(´ー`*)。中にはテレビやこたつ、「ウィー」やひも付きリモコンも。いやぁ、夢のような物件ですよね、いつも「なんか作りたい、なんか作りたい」と材料をさがして教室内をうろうろしている3年生男子の作品です。長さを調整していないタイヤの軸がもうそれだけで、ワクワクしちゃう。(そうそう、後ろでダンボールを支えてるのが制作者ですよ。\(^^;)

3月後半カレンダーのご紹介です。そして地震についても・・・。

先週3月11日の地震は、皆様どこでどのように遭遇されましたか?わたくしもこのようなことは生まれて初めての体験でした。ニュージーランドの地震が思い出されて思わず家の外へ飛び出してしまいました。そして塀のそばで携帯をにぎりしめておろおろ、今思えば塀が倒れなくてよかった!です(´-`;)。その後に携帯が不通になったときの不安感ったらないですよね。・・・皆様も一瞬の間に様々な体験をされたことと思います。

昨年、小中学生の図画工作作品を見る機会がありましたが、中学生の作品に「感情表現」の絵、というものがありました。これはよーするに、「うれしい気持ち」「怒りの気持ち」「喜びの気持ち」などの感情そのものを絵に表現する、という課題です。具象から抽象への入り口、といった感じでしょうか。「怒り」と題された作品は赤や黄色を激しくたたきつけるような筆使いで表現したものでした。さて、地震のこわさ、津波のおそろしさを実感した今、「恐怖」、「不安」、「悲しみ」、「希望」といったような感情を、絵にするとしたらいったいどのようなものになるのでしょうか?

一方で、感情には便宜上「名前」が付けられていますが、その感情の呼び方だけでは心の内は分類も出来ないし、また伝え切れもしないと思います。ここで初めて「ことば」を越えた表現の重要性に気付きます。音楽なんかもそうですよね、音楽そのものを「ことば」では表現出来ないですから。どんなに素晴らしい曲でも聴かなきゃわからん、ってことですし。絵(造形作品)も、その内容をことばで説明することは不可能ってことです。

教室のカレンダー作品にもどりますと、自らのことばを加えることによって、「絵」と「ことば」が補い合います。この作品も「ことば」が全体を引き締め、3年生女子のしっかりしたメッセージがちゃんと見る人に届きます。大小の文房具達やちょっとした小さな物達は、描かれたことをひそかに喜んでいるようです。

3月前半カレンダーをご紹介します。

もう3月6日ですか・・・今年は「いつもの10倍」とかなんとか言われている「花粉」ですけど、どういう訳か今のところたいしたことは無いみたいです。以前お医者さんに「この年齢でこんなひどい花粉症じゃ、もっと年取ったら、花粉症ももっともっとひどくなって大変なことになるのでは?」と聞いたら、「年を取ると花粉に対する反応さえ弱くなって症状が出なくなるんですよ。」って言われて、思いっきり苦笑してしまいました。症状が出るうちが鼻・・・いやいや違う『華』でした。う~ん、そう考えると・・・昨今の無反応はいったい・・・(´~`;;)ゞたはは。

ご紹介と言いつつすみません、この作品は3年生男子。「スズメ」というテーマが彼らしい。着目点が一貫して「地球にやさしい」系?ちゃんと図鑑とか見て描いてます。都市部ではすずめが減っているというニュースはよく耳にしますが、確かに早朝のスズメの元気なチュンチュンというさえずりをあまり聞かなくなったような。いるのが当たり前のようであった生きものたちもほんとに「さよならも言わないで」次々に姿を消していくんでしょうね(T。ゞ)花の蜜も食べているとは。そうそう「カラスウリ」。晩秋の真っ赤な卵型のウリもこの辺ではすっかり見かけなくなりました。少年のこのようなメッセージを見ると、いて当たり前という印象のスズメの存在を再確認しますね。

「ポレポレビー玉工作」、みんなで作りました。スポンジレールが意外と・・。

昨日、小学校の家庭科室をお借りして「工作教室」を行いました。今回のテーマは「ビー玉を出来るだけゆっくり転がり落とす工作」です。『ポレポレ』とはスワヒリ語で「ゆっくり行こう、マイペースで行こう」という意味とのことで、造形教室ではずいぶん前から『ポレポレ』工作と呼んでます(^^;)。以前造形教室で作ったのは、2本のタワーの間にレールを自由に渡しながら、ビー玉をゆっくり転がり落とす、というタイプでしたが、もうちょっと簡単なタイプで作ることに。

今回はなかなか人気で(´-`;;)、皆さんとても楽しく作っていただけたみたいで、用意した甲斐がありました~(TuT)☆ フツーなレールじゃつまんないので、爪楊枝のコトコトレールやスポンジレール、パイプレール、丸棒レールなどいろいろ準備した中で、意外にもスポンジレールがビー玉の動きをおもしろいものにしてくれました。スポンジといっても、じ・つ・は・・・これ「激落ちパパ」です(^^;)、よーするにお皿洗い用のメラミンスポンジで~す。フツーのスポンジじゃ直線とか自在に切れませんがこのメラミンスポンジはサックサクなのです!新たな工作素材発見!って感じです。

っていうわけで、左の写真の真剣な様子!ビー玉が落ちる、という単純明快な動きもアイデア次第で夢中になれるのが工作のいいところ、なんです。私自身も時間があったらもっともっといろんなレールを工夫したいなぁ(´-`)。

出来上がったらストップウォッチでタイムを計って「1番ゆっくりビー玉を落とした」優勝者に「ミニ賞状」を差し上げて、みんなで拍手!(優勝者はなんと造形教室から参加した4年生男子で、ポレポレタイムは23秒64という超超ゆっくりタイムでした。)

優勝作品は下段左の写真の手前作品です。制作者はタイムを申告に行ってます。次回の工作教室も、皆さんまた来てね(のu≦*)~★☆