黒いラインの上からがフタで、引っ張り上げても絶対開きません。全面の細い鍵穴に手前のカギを差し込むと、なんとフタがパカッと開きます。ほとんど紙と輪ゴムの工作です。2月の某小学校土曜チャレンジスクールで行いました。
教室の様子はこんな感じ。小学4年生の女の子はお家のデザインにしたよ、カワイイな。(顔はトリミングしてます。ご了承ください)2月7日付けのブログでもちょこっとご紹介しました。
巨大な絵画に圧倒され。この頃って結構残酷系に魅かれるみたい。なんなんだろう、口元から血がダラリとか、鮮血色満載とか。美術表現の反抗期、みたいな。おとなしいけど、ホントの私はこんな感じ!っていうのは美術系人間としての自分の道筋をたどるとわかる気もする。どんな内容であろうと、ふるえるような繊細な感性を思い切ってさらけ出そうとする覚悟には、今更共振した。
テラコッタによるキツネ風作品、タイトル「5分前」。うちの造形教室で図抜けた造形力を発揮していた少年の、「今」の作品。難しい衣のひだをよくぞここまで!いや~、こんな感じに成長して行くんだなぁ、と感慨深く。なんの「5分前」か、各自考えてね、というようなインスタレーション(空間全体がアート作品、見る人を巻き込むなどという意味の美術用語)のアイデアとしても面白いのではないか、とか。展示会場はもっともっと広く、5校の作品がひしめき合ってました。
どうってことない日常をゆさぶってくれた、高校生の情熱に、ありがとう!