「すごいぞ、これは!」展、小学生3名の感想です。ぜひご一読を!【3/3】

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★仲町小学校5年女子

「すごいぞ、これは!」展を見て1番すごい!と思った作品は西脇直毅さんの「素晴らしき人生」です。なぜなら、大きい紙にボールペン一本であんなに表現できるということと、ねこの数がとても多いということです。私は、と中までねこの数をかぞえてみると341ぴきもねこがえがかれていました。どのねこもとても表情が豊かだということも良かったです。もし私がこの絵をかくとしたら、きっと気が遠くなって、と中であきらめてしまうと思います。ねこ以外の動物もいてとても楽しい作品だなと思いました。(写真① 図録より)

★常盤小5年生女子

私が「すごいぞ、これは!」展を見てすごいと思った作品は二つあります。一つ目は漢字をたくさん書いていた人です。あんなに漢字を書くのは私には無理だと思いました。なぜかというと、もし私があのように書こうと思ってもわざと大きく書いたり、と中であきらめてしまうと思ったからです。二つ目はトラックをたくさん作っていた人です。本物のトラックと同じにこまかくもようが描かれているので、すごいと思いました。私も工作は好きだけど、観察するのがにが手なので、もっと観察することを意識して作りたいと思いました。(写真②③ 図録より)

★道祖土小5年生女子

「すごいぞ、これは!」展を見て、一番心に残っているのは、伊藤輝政さんの作品です。伊藤さんは、紙でトラックやショベルカー、バスなどを作っている人です。その作品は、運転席や座席など一つ一つのパーツがとても細かく作られていて、動かすこともできて、すごいなあと思いました。すごいと思ったので、伊藤さんの作品をずーっと見ていました。ずーっと見ているうちに、わたしもいつかこんな作品を作りたくなりました。どんなふうに作ったのか知りたくて、さらに見ました。その物の細かいところまでよく見て作っているとわかりました。じっくり物を見て作るすごさを、伊藤さんの作品から教わったので、これからはじっくり物を見て作りたいです。(写真③ 図録より)

いかがですか?この展覧会には誰にとっても「心に迫る何か」があったようです。「すごいぞ、これは!」展についてのご案内、感想などは、ひとまず今日のブログでおわります。(10月30日ブログが【3/1】、11月5日ブログが【3/2】です。)

さらに、またまた12月16日(水)~20日(日)まで、「あなたも見つけに」という第6回埼玉障害者アート企画展が埼玉県立近代美術館で開催されます。生徒さんの保護者の方から教えていただいた情報ですが、近隣の小学校では学校全体にチラシが配られているようです。いろいろなことを感じ、いろいろなことを考えてみたりする、貴重な時間になることと思います。複雑で混沌とした人生を受け止められるためにも、見られる人は見ておいていただき、いろいろなことを心に留め置いて欲しいなと思います。

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