既存のゲームをただ解くだけではなく、自分で作ってみよう!という課題です。好きな動物のお家的な感じで作りました。1枚目は下からパンダ、イヌ、ネコ、ウサギ、リス、6段目に飾り、と重なってます。小学3年女子制作です。算数が好きだそうで、さっそく遊んでみたらあっさり5段までクリアして、お家で6段まで出来たそうです。2枚目はクジラ、イルカ、ライオン、イヌ、ネコって感じです。海の生き物が入っているのがいい。1段目の動物が1番大きくて、重なるごとにだんだん小さい動物になるように考えてもらいます。小学2年女子制作です。どんどん解いて5段くらいまでを当日クリア!みんなすごいね!
「ハノイの塔」なんてどこが面白いのよ、という人も多々いることでしょう。そもそも知らないのでは。知ったとしても、どうでしょうか…、なにを面白いと感じるかは人それぞれですから。ただ、子どもたちにとっては大人のような時間制限も少なく、過度な情報や知識が詰め込まれていない分、シンプルに「おもしろがる」余地があるようです。
某小学校での、『「ハノイのイス」工作と遊び』の教室ではみんな夢中になって取り組み、4段、5段とクリアするたびに歓声を上げていました。「7段の回数は?8段は?」と聞いて来るお子さんも。子ども時代はピュア、なはずです。「おもしろがれる」うちに「おもしろがっておいて」欲しいと思うのです。(某小学校工作教室については、『工作のヒント』の2016年2月21日でご紹介しました。)
「ハノイの塔」(正式にはこう言われています。)は段数が1段増えるごとに加速度的にややこしくなります。まるで人生の様ですなぁ(--;;)。ちなみにこれを30段重ねて1秒に1個ずつ移動させ続けたとすると、クリアするまでに、……なんと、34年もかかってしまうのです。
これは「紐パズル」。同じ女子制作。「は?なにこれ」的な様相。どうするかというと、紐が接着してあるカサを雨雲から外してね、っていうパズル。カサの模様が可愛いね。商品の多くは木と紐で出来てたりするけど、図書館で調べたら、始まりはペラペラの紙製だったみたい。「……えっ、だってだってあの穴にカサは通らないし…」ってところから紆余曲折の紐こんがら状態へどうぞ。あ、紙、折っちゃだめよん。