2009年度「造形教室カレンダー」5月前半作品のご紹介です。

今年度のカレンダーのテーマは「絵と言葉」です。ただ描くのではなく、どういう視点でそれを描いたかということを自分なりに考えていただきたいのです。なぜ今それを描くのか、とか、どうしてもそれを描いてみたくて描きながらどう感じたか、あるいは、模索しながら描いたモチーフから何を感じ取ったか、などというようなことです。このような心の内を一言絵に添えることで、自分でも感覚的で曖昧だったことがよりはっきりして来るように思います。ポスターの標語のような一般的なメッセージ性のあるものではなくて、もっと自由で身近な「心のささやき」のようなものとして考えて見てください。

5年生男子の鉛筆による自画像です。眉の微妙な表現に彼らしさが漂います。目元がしっかりしていて、見る者の視線に応える凛々しさがあります。来年はまた違った表情をしていることと思います。

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