「造形教室カレンダー」8月後半作品をご紹介します。

今年は本当に猛暑ですね。つい冷たいお茶ばかりを飲んでいたら、足がむくんだ感じになってこりゃマズい、と思っていたのですが、「大量に汗をかいたら塩分補給が大切なんだっけ!」と思い出し、早速飲み物や食事で塩分を補給し、初めて買った塩飴もバリバリ食べたら(^^;;)体調もいい感じにもどってきました。皆様はどうお過ごしですか?

では、8月後半カレンダーです。4年生男子の作品。これはもう夏の作品の王道!と言ってもカゴンではないでしょう!夏と来たらカブト虫!かな。ほかに何があるんだっ!ていうほどの勢いですよね、この作品の思い入れは。デッサンが正確で、ていねいな描線がフレッシュです。甲虫類の硬質でいて繊細な美しさは、やっぱり自然の作った究極の美の一つだと思います。地球の宝物だよね。

「造形教室カレンダー」8月前半作品と『あそびシート1』をご紹介します。

8月らしく海の絵です。全体を絵の具で仕上げた4年生女子の作品です。イルカや魚が泳ぐ姿は横向きに描くことがほとんどだけど、このイルカたちは縦方向に描かれていて、海面に向かって元気に泳いで行く様子が新鮮!海面から降り注ぐ太陽の光が、オレンジ色や金色に耀いて、確かにきっとこんな感じだよね。

プリプリした魚やゆらゆらした海草が涼しさを盛り上げてる、みたい。下の方のオレンジ色のタツノオトシゴがのんびりした表情でかわいいな。文字や数字も泳ぎだしそう・・・。

さて、今日はもう一作品ありま~す(^^;)

 

同じ紙面でカレンダー以外にもなんか楽しいものが出来ないかなぁ、と。で、「あそびシート」を作ることに!

最初の「あそびシート」は「すごろく!」です。雰囲気はチシャネコありの毒リンゴありの「不思議な国の白雪姫(?)」、 f(^^;;)みたいかな。夏休みのドリルに疲れたら、ハサミで部品を切り取って、王様王女様のコマや鉛筆さいころで遊んでくれるとうれしいな。最初は立方体のさいころにしようと思ったけど、簡単に遊ぶにはこれでもいい感じ!ただ、糊しろの重さで同じ数字に止まりやすいから、ちょびっと工夫して転がしてね。(デザインした6年生女子からのお願いです。人゛(^~^;)

「造形教室カレンダー」7月後半作品をご紹介します。

7月後半です。もう地球は太陽の回りを半分回ってしまったのですね。たしか日本の位置が太陽に近い角度になるのが「夏」でしたっけ。あ~、遠い昔(^^;;)学校で習ったような。その事実を知った日から幾星霜、数え切れないほど太陽の回りを回って来ました~(TuT)。この作品を描いた生徒さんは、まだ8回しか回ってません、と言うことで小3男子の作品です。(´∀`;)

遠い未来、夏休みには家族で「宇宙旅行」という日がくるかもしれませんね。一見して戦闘ロボット系の青と赤い腕(?)の2体が戦っているのかと思いきや、そうじゃなくて、さまざまな(宇宙系?)キャラクターが共存する平和な一風景だそうです。なのでよく見ると、青キャラ君には「お店」が開店してます。「店」の文字がなんだかほんと楽しいなあ~!(^^;;)それにいろんなキャラも窓から見えてるし。ってことは、青キャラ君はロボット形巨大ロケット、ってことかな(〇〇゛;)。・・・なんて大人の見方はこれくらいにして、子供の気分にもどってこの楽しい絵を感じ取ってみてくださいね(^。≦)~☆

そうそうもう一つ、この作品はカラー印刷とモノクロ印刷を別刷りしてます。というのは、モノクロ印刷の黒が味わい深く調子が強いからです。ちょこっとズレたようなところも味のうちかな。昨年のカレンダーにもこのような作品がありましたが、お分かりになりましたか?それでは~(^〇^*)

「造形教室カレンダー」7月前半作品をご紹介します。

月並みですが、早くも1年の半分が過ぎてしまいました。うれしいことも、そ~じゃないこともどんどん過ぎ去っていきます(´ーゞ☆)しみじみ・・・・。でも、そ~じゃないことも時間が解決してくれることを思えば有り難いことです。

今回のカレンダーは「スクラッチ絵」で描いたザリガニがとってもきれい!捕ったザリガニを教室に持って来たのですが、「カレンダーモチーフ」にぴったり、ということで左手にザリガニをつかみつつ描きました。なかなか臨場感があっていいな!下地はクレヨンとアクリル絵の具で作っておいたのをスクラッチペンでガリガリ、コリコリ。下地をていねいに作っておいたおかげで、一本一本の線の色の出方に変化があって楽しい。やっぱり準備あるところにチャンスは訪れる、ってことかも?(^^;;)。2年生男子の作品です。正直な言葉も好感度大!

ダンボール自由工作。意表をつくテクニックと現実的なタイトルが妙におもしろい!

これはでかい!制作時間も長い!タイトルはたしか「〇〇ゴミ処理場」、う~ん「〇〇清掃工場」だったかも。〇〇に制作者の名前が入ります。この時代、感動もののタイトルですね  (TuTゞ)。段ボールを思い切り使ってます。積み上げていくうちに、なんだかぐらぐらする、というのでタコ糸で要所要所をくくりつけて自立させてます。「タコ糸ありますか~」というのでなにかを結びつけるのかと思ったら、グルグルまきにして、強度を出そうというアイデアだったんですよ~。タコ糸をまいて形を保とうというちょっと大人では思いつかないテクニック? (^^;;)こういうのいいよね~。近道なんか知らない方がハッとさせられるよ。陶土のちっちゃな従業員もあちこちで仕事に励んでます。4年生男子作。

 

久しぶりにみんな揃って作ってみました。お役立ち工作!

なんとなくたまっちゃうんだけど今ひとつ使いにくいポケットティッシュ。こんなかわいい動物タイプのケースを作ってみました。まさしくお役立ち工作!完全オリジナル自由工作も超楽しいけど、ある程度基本形を作ってからいろいろとアレンジ出来るというのも、疲れた時とかナンも考えたくない時とか(^^;;)にはホッとする工作みたいですよ~(のu<)゛ 

ど~のこ~のめんど~なことは指示通りにやり過ごしてるうちに、だんだんその気になって来て、「んじゃあ、サイにでもしてみようかな、サイの角ってどうなってたかな」「犬の毛並みってどうなっていたっけ?」「パンダの模様ってどこが黒いんだっけ?」とかね。そんな感じで仕上げの色塗りの時はみんな一生懸命図鑑を見て作ってました。おっと~、2年生と3年生作です。・・・・・あれっ?な、なんか手?みたいなものが・・・

思いがけず詰め込みパズルになってしまいました!

や、やっぱり性格的にサクサクはムリかと。でもステキな作品はいっぱいあるし~(≧∇≦)、で、間を空けずにご紹介です!

イースターエッグがらみの卵工作でまたまた意外なおもしろいものが!ハリボテ工作で卵を作って中に入れるものをいろいろ制作したのですが、この作品はミニヘビ君たちの卵というアイデアでかわいいミニヘビをたくさん作ってました。目はビーズをはめ込んでリアル&キュート。さていっぱい作ったから卵に入れてみようかな、という段階になって「おや、これって、もしかして詰め込みパズル!?」(〇〇;) っていう意外な展開に。「詰め込みパズル」ってパズルの1ジャンルで、入りそうも無い空間にものを工夫して入れる、っていう感じのパズルです。このヘビ君たちもただバラバラと入れたのでは卵のフタが閉まりません。といってもさすがにそんなにシビアな仕上がりではありませんので(^^;;)、まぁ、なんて言うんでしょ~か、「丁寧に詰め込んでね」、っていうニュアンスで受け止めてください(^^;;;)ゞ。でもちゃんとパズル的には成立してますし。3年生男子の作品です。

どんな課題制作もこんな感じで真面目に楽しむと思いもかけないユニークなもの、キュンとくるもの、グッとくるもの、はたまたヘンなものやアリャマ的なものも(^^;;)。このあたりの楽しみは図画工作の真骨頂ですなぁ(`ω´)b゛。

根強い人気のお菓子モチーフで「ティッシュ箱ケース」とか。

今度こそ、サクサク!ケーキモチーフは女の子にはチョー人気アイテム。不思議なことに男の子はまったくといっていいほど興味を示しません。男子もケーキとかは食べるというのにそれを創作の糸口にするかというと、そうでもないんですよねぇ(´~`)ゞ。理由を考えたんだけど、ケーキ類は「かわいい」のかと。女の子はやっぱ「かわいい」のが大好きですから~。そう考えると男子はケーキ類を「かわいい」とは感じないで、単純にうまそ~な「食べ物」として見ているだけかも?

右のは紙コップのマトリョーシカ。二つとも1年生の作品です。

今日は(父)の日ですね、スプーン作りで意外なアイデアが!  (〇u≦)~☆

ここのところ素敵な作品が目白押しなので、サクサクご紹介しようと思います。以前から課題として行ってみたかったスプーン制作を、6年生男子2人が実践。見て下さい~このツヤ!裏も表もトゥルットゥル!(☆∀☆;) 小刀で削りまくって、紙やすりをかけまくって、ウッドステインを思いっきり擦り込んで仕上げました。左上の平べったいスプーンは、お店の片隅に転がっていたセール品のドアストッパー。こんな一品になろうとは!大きなスプーンはカレースプーンを想定して作ったけど、ウッドステインが食品用じゃなかったので、ほかの用途に使ってる、って言ってましたが~(^^;)

ところで、意外なアイデアとは・・・、アクリル絵の具で真っ青に塗った何やら見たことない雰囲気のスプーン・・・。実はこれ、「食欲を減退させるダイエットスプーン」。使い道はメタボの気になる「お父さんへのプレゼント」っていう設定です。いや~、ちょっとしたことだけど、心温まっちゃうよね。そうそう今日は「(父)の日」。「モノより思い出」っていうコピーもあるけど、こんなモノならどんな仕上がりでもきっとうれしいよ。

あ~、サクサク行けなかった~、こってり書いちゃった~(´u`;)ゞ

「造形教室カレンダー」6月後半作品をご紹介します。

ここのところ2日間ほど諸事情でホームページが見れなくなってましたが(≧□≦;;)、ぶ、無事再開です。ほんとドキドキしました~、このままホームページが操作出来なくなったらどうしようかと。ネット上の操作ってハード的には正確無比でありながら、ソフト的には複雑怪奇でもあり、実に奥が深~~い、もんですね。とにかくおかげさまで再開出来てよかったです。

ということで、カレンダー作品のご紹介です。2年生の女の子作。好きなくだものを2種類にしぼって大胆にレイアウト。くだものと自分との関わりかたを絵で表現してます。文字囲みの模様が変化があってきれい、注目度アップです!(^^*) 下の方にさりげなく書いてある「あしたから7月」って言葉に「楽しい夏への期待(?)」が込められているようで、ちょっといいですよね。

国語の作文だったら、くだもののどんなところが好きなのか、とか、食べるとどうなのか、とか気持ちを文字で表現して相手に伝えるけど、絵は文字という記号のかわりに形(鉛筆や筆で描かれた線)や色(水彩絵の具や色鉛筆での彩色)などという方法で伝えます。ということは、絵という表現を介すると、言葉や文字で表現しきれない感覚も相手に伝えることが出来るんですよね。「言うに言われぬ」って感性ですかねぇ。顔文字なんかもそうですよね(^u^*)

ところで、昨年度からのカレンダー制作は、絵と言葉が互いにおぎない合うという「絵と言葉」の共存(^^;)を主題としてますので、曖昧な感性をより明確に伝えることが出来るのでは、と思っています。