出来立て、ほやほや!偏光板工作見てね。

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その名も「たまのりライオン」!こっちをのぞく目が人っぽくてシュールだなあ(^へ^;)。…う~ん、内部暗いですよね、ブラックウォ-ル現象は内部を暗くしないと成立しないので、こんな感じに。乗ってる玉まで写らなかったので、ライオンを箱の外側に出してみました。

で、どうやって玉乗りさせるかというと、磁石で箱の下から動かします。ゆっさゆっさ、クルンクルン激しく動かせるのは、直径5ミリくらいの超強力ネオジウム磁石をスチロール球の底面に貼り付けたから。そりゃあもう楽しい作品なので、ブラックウォ-ルなんて吹き飛んでしまったような(^^;;)。4年生男子の作品です。偏光板工作はまだまだ続きま~す!

「すごいぞ、これは!」展は予想以上に心に迫って来た!【2/3】

川口アトリアからしばらく経って、埼玉県立近代美術館で開催された「アール・ブリュット・ジャポネ展」は、パリで行われた同展の凱旋展の形で開催され、さまざまな美術館を巡回しました。これもまた素晴らしい内容でした。その中でも忘れられない作品として、八島孝一さんという方の「拾って来たもの」を素材にして組合せたキュートなオブジェがありました。(写真 図録より)

●ウ DSC08569 わたしには、「拾ったもの」に対して特別の感情と思い入れがあり、やはりそういった作品に強く引き寄せられてしまったというほかないように思います。

切ないけれど「キュート」だという、拾ったものなのに「無垢」だという…。彼の見立てによる拾われたものたちの儚い集合体…。左上が「新幹線」、左下が「バッタ」、右が「冠」というタイトルがついています。歳月とともに劣化し崩れていく「セロハンテープ」に大事にくるまれた愛らしい作品が、どうか永遠であって欲しいと、時折思い出してはひっそりと願っています。…12月4日へつづく(^^;)

「すごいぞ、これは!」展は予想以上に心に迫って来た。【1/3】

視界をよぎった摩訶不思議な造形に引き寄せられて、偶然にして初めて「ボーダーレス・アート」というものを目にしたのは、川口の「アートギャラリー・アトリア」においてでした。一瞥してその面白さが既存のものとは明らかに違うことに気付いたのですが、その訳をなかなかつかめずに、奇抜な作品群に見入りながら会場をめぐり続けたことを思い出します。…その訳とは、なんらかのハンディキャップを持つ人たちの作品だということでしたが、特色ある形態それぞれの唯一無二の叫びと純真さがグヮンと心に迫って来て、それまで学んだことの無いアートの一面を突き付けられたような衝撃を受けました。

それらは無垢だけど子どもの造形とは違う、というのは子どもはここまで作り込めないし飽きっぽかったりします。わたしもそうでしたが、作りはじめてから日毎にアイデアに対する情熱が小さくなっていき、今作っているものがだんだんとつまらないものに見えて来たりした。つまらないと感じたものを最後まで作り通すのは困難、というか無駄なことだとさっさと見切りをつけて、振り返りもしなかった。

だけど、これらはというと!粘土を米粒一粒一粒のように指先でひねり出してびっしりと林立させ、ゾワゾワとするようでいて純真さに心打たれる「顔」があった!「顔面をプツプツさせたら、さぞかし面白いだろう」、というアイデアは出る、としても実際に作れるかというと「人の心を動かす」ほどの密度を出す前に自分の心が折れそうだ。反復という途方もない手作業が人の心に強く食い込んでくるのは知っていたようで、実は知らなかった。わたしたちの回りはコストパフォーマンスばかりを考えたモノやコトでいっぱいだし、この日まで手作業の極致のような造形物をアートとして興味深く見たことがなかったからかも知れません…。11月5日へつづく(^^:)

気になっていた、夏休み前のピュアな工作を見てみてください。

●ウ DSC07908●ウ DSC08000 青いのは紙粘土で作ったカメラ。魅力はまず赤いシャッター。公園で拾った瞬間「カメラのシャッターにするんだ、カメラを作ろう!」と心に決めたと小2の彼は強く訴えながら、紙粘土でガンガン造形!紙筒を埋めてそこにセロテープを貼ったらマーカーで青く塗り、レンズに。あと、カメラを写すときにのぞくところはビー玉っていうのも、かわいい。工作の楽しさにあふれてる!!カメラはやっぱこうでなきゃね。

もう一枚はカメラと同じ男の子制作。拾ったり、お家の人からもらったりしたもので自由に造形しました。カサの柄で出来たピストル、拾って来たサビた洗濯バサミを頭に見立てた恐竜、ぴったりサイズの紙パッキンの台ももらって来たもの。カセットテープは、う~んとう~んとなんだっけかなあ、……わ、忘れてしまった<(益:)>。手前のはネジやバッジ、何かの部品とかを紙粘土に埋め込んで、小粒ながらも「思い出の品」的な趣が。

こんな風に「拾った洗濯バサミ」で十分にしあわせになれるんだよね!何をつくったかは忘れてしまっても、そんな時間があったことはきっと心の奥底に積み重なって君を支えてくれると思うんだ。

偏光板工作、最初はこんなかわいい作品ふたつ。

●ウ DSC08327 わっ♥、かわいいお化け屋敷!紙コップのお化けが、黒い壁を通り抜けて左右に行ったり来たりします。壁を通り抜けるんだから、ほんとにお化けにぴったりなシチュエーションです。(ハロウィンぽかったかな。)

左右に動く仕組みは、棒状の紙をお化けの頭に貼り、細長い穴を開けた天井から出して、引っ張り動かします。小1の女の子がいろいろ仕組みを考えて作ったよ!

●ウ DSC08497 ●ウ DSC08501 これはまたかわいいパン屋さんです。ちょっと、薄暗い店内でごめんね(^^::)ゞ。偏光板は光をバンバン通さないのでこんな感じになってしまいますが、店員さんは行きつ戻りつしてがんばってます。オーダーしたら屋上でどうぞ、っていう楽しい工作に発展しました。店員さんは下に出てる黒い紙の棒で動かすよ。小3女子の制作です。

偏光板の「ブラックウォ-ル現象」を使った工作をみんなで作っています。

●ウ DSC08381これが、制作中の様子。「ブラックウォ-ル現象」とは、偏光板の組み合わせで「あるはずの無い黒い壁がまるで実際にあるように見えてしまう現象」です。私は実際に作って目にした時は、「な、なに!?この壁!?なんで?なんで?なんで?」と20回くらい叫んでましたね。<(益:)> 構造がシンプルなのに不思議感が想像以上です。

これ、すでに情報としては知ってる人も多いみたいですが、実際に作るとなると躊躇するのが、、偏光板の価格が高いことです。25センチ×25センチで1000円+税なので「ちょこっと謎を解いてみよう!」、というには痛い出費かも、です。

でも工夫次第で面白い展開が期待出来そうなので、「秋の工作」として現在推し進めているところです。すでにサカナ的なものとか見えてますね。他にもキリン、とかロボットとか、…楽しみです。仕上がって来たらご紹介しますね。

カックン、コロン♥、「地球形マジックボール」を作ってみました。

●ウ DSC08689 ●ウ DSC08726 転がすと、カックン、コロンとヘンな転がり方をするマジックボール(?)です。突然曲がったり、もどって来たりと予想外の動きが意表を突きます。「起き上がりこぼし」のように重心を固定してないので、重心は転がった時の成り行きまかせです。ただ、強めに転がすと回転力が大きくて、直進してしまうので、手元でチビチビ転がしながら、意外な動きを愛しんでいただければと思います。11月の小学校のおまつりで100人分用意。当日は手作りポスターを貼ったこともあって、大盛況に!(2番目の写真は中の動きが見えるおもしろい試作ボールです。)

●ゥIMG_8230おまつり当日の様子です。

では作り方です。

●1個作るのに用意するもの→カラービニールボール2個(100均ダイソー10個入り)、ピンポン玉1個(100均ダイソー6個入り)、直径25ミリのビー玉1個(東急ハンズ)、布、みどり色と白の和紙(ユザワヤ)、銀紙(折り紙)、消え色ピット(スティックのり)

★ビニールボールの切り方と中に入れる「つば付きピンポン玉」とビー玉(作り方をご覧ください。)

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①ビニールボールに直径42ミリの円を描き、カッターで切り込んでからハサミで切り取ります。ピンポン玉が直径38ミリなので入るくらいの穴をテキトウに切り取ってもОKです。ただ、切り取ったお皿みたいのも使うので、大事に。

②ピンポン玉に直径25ミリの円を描き、カッターで切り込んでからハサミで切りますが、8ミリほど切らずに残し、内側にへこましておきます。眉毛切りのような湾曲した小さなハサミで切るとよりきれいに切れます。反対側に直線の切り込みを入れておきます。

③ピンポン玉に入れた直線切り口に、①で切り離した直径42ミリのお皿のようなものをはさみセロテープでしっかり貼り付けます。「つば」の出っ張りは20ミリにしてね。

④①の穴を開けたビニールボールの中に直径25ミリのビー玉と③を入れます。この時ピンポン玉の「つば」がビー玉にかぶさるように入れてね。ボールの中でこの位置関係は崩れず、「つば」にビー玉が乗り上げてヘンな動きをします。

⑤もう1個のビニールボールを半分より短めに切り、④にフタにします。身とフタをセロテープで貼ります。貼る時は中でゴトゴト動く感じにしてゆるめに貼ってね。

⑥バイヤスに切った6枚の布にスティックのりを塗りながら、5ミリほど重ねつつ貼っていきます。

⑦北極点に銀紙(ボンドか強力両面粘着テープで)、南極に白い和紙、大陸などは、みどりの和紙を切ってスティックのりで貼ります。和紙のシワはつめでこするときれいに平らになるよ。さあ、完成です、転がしてみよ~!

 

 

◆ウ DSC08374 ●ウDSC08627 動画が無くて申し訳ないのですが、転がったボールは直進するだろうという考えを、ちょびっとは覆す、マジックボールです。ピンポン玉だけでも不安定な転がり方が楽しめます。

さて、あなたもボールにヘンなものを入れて、動きのあやしい不思議ボールを作ってみてはいかがですか?

 

 

ただ今、夏休み集中教室の真っ最中です。

やっと、ブログを更新する時間がなんとか。一度に指導出来るのは4人が精いっぱいの教室です。本当を言うと2人ですが。作品展については前回で終了ということにしようかと。すでに4ヶ月も経ってしまいましたし。……いろいろとそんな訳で、ただ今ジェットコースター状態です。

作品展関連事項、「都会のグローブ(手袋)」って作品です。

●ウ 都会のグローブ DSC07421 ●ウ DSC07458この装着系工作は、武器でも触覚機能増幅器でもないけど、「ユビがビル!」ってところが、クール。脈絡がないようでいて、妙に納得出来るし。アレかな…、都会は手、なのかな。中学2年生女子の作品です。あと少しご紹介して作品展関連はおしまいにしましょう。