力作!3D的な迷路工作をご覧ください。

●ウDSC08733 3D的ってこんな感じ。ビー玉を転がしていく迷路です。立方体の外側に6面の迷路を作る、というのはだいぶ以前作りましたが、これは内側3面で、作品はすごーく大きい!(持ってる左手で察してね)その辺にあった切りっぱなしの段ボールをワイルドにガンガンつなげて、バリバリ作ってました。自然落下的な要素あり、縁なし危険地帯あり、かくし迷路あり、タワーありとやってみたかった迷路の楽しみを長時間かけて実らせました!5年生男子制作です。

迷路と言えば、2面ワープ迷路という工作を先日、某小学校工作教室で行いました。「ワープ」っていうのは、ゴールしたら裏面の通路でスタート地点に速攻戻れる、っていうようなことなんですけどね(^ㇿ^:)ゞ。「工作のヒント」の項目(2016年2月24日付け)に載せましたので、よろしかったら~(*^u≦)//→→

「ハノイの塔」の動物タワー風工作と「紐パズル」の3つ、ご覧ください。

●ウDSC09150 ●ウDSC_0024 既存のゲームをただ解くだけではなく、自分で作ってみよう!という課題です。好きな動物のお家的な感じで作りました。1枚目は下からパンダ、イヌ、ネコ、ウサギ、リス、6段目に飾り、と重なってます。小学3年女子制作です。算数が好きだそうで、さっそく遊んでみたらあっさり5段までクリアして、お家で6段まで出来たそうです。2枚目はクジラ、イルカ、ライオン、イヌ、ネコって感じです。海の生き物が入っているのがいい。1段目の動物が1番大きくて、重なるごとにだんだん小さい動物になるように考えてもらいます。小学2年女子制作です。どんどん解いて5段くらいまでを当日クリア!みんなすごいね!

「ハノイの塔」なんてどこが面白いのよ、という人も多々いることでしょう。そもそも知らないのでは。知ったとしても、どうでしょうか…、なにを面白いと感じるかは人それぞれですから。ただ、子どもたちにとっては大人のような時間制限も少なく、過度な情報や知識が詰め込まれていない分、シンプルに「おもしろがる」余地があるようです。

某小学校での、『「ハノイのイス」工作と遊び』の教室ではみんな夢中になって取り組み、4段、5段とクリアするたびに歓声を上げていました。「7段の回数は?8段は?」と聞いて来るお子さんも。子ども時代はピュア、なはずです。「おもしろがれる」うちに「おもしろがっておいて」欲しいと思うのです。(某小学校工作教室については、『工作のヒント』の2016年2月21日でご紹介しました。)

「ハノイの塔」(正式にはこう言われています。)は段数が1段増えるごとに加速度的にややこしくなります。まるで人生の様ですなぁ(--;;)。ちなみにこれを30段重ねて1秒に1個ずつ移動させ続けたとすると、クリアするまでに、……なんと、34年もかかってしまうのです。

●ウDSC09191 これは「紐パズル」。同じ女子制作。「は?なにこれ」的な様相。どうするかというと、紐が接着してあるカサを雨雲から外してね、っていうパズル。カサの模様が可愛いね。商品の多くは木と紐で出来てたりするけど、図書館で調べたら、始まりはペラペラの紙製だったみたい。「……えっ、だってだってあの穴にカサは通らないし…」ってところから紆余曲折の紐こんがら状態へどうぞ。あ、紙、折っちゃだめよん。

 

冬の工作、「海中ジオラマ」のご紹介です!

●ス・ウDSC_0065 ●ウDSC09004 すごい、キレイでしょ!別世界の海の中をジオラマに仕立てる工作です。

ウミウシやカニ、アンコウモドキ、古代の海系恐竜や、オリジナルフシギ生物などが揺蕩う(たゆたう)海中のジオラマです。目が突き出たヒラヒラ生物も可愛いね。立体造形のバランスが的確で引き込まれる~(・ ・:)。恐竜もリアルでびっくり、な小2男子の作品です。

泳いでる生き物は、テグス糸で吊っていて体の角度が変えられます。天面に青い塩ビ板を使って冴えわたる海色に。制作期間は3ヶ月以上、大きさは直径24センチ、高さ15センチ。存在感のある大きさです。この工作も少しずつ、ご紹介していきます。

『鍵付き秘密箱』を作ってみました。

●ウDSC09125 ●ウDSC09082あれっ?普通にフタを持ち上げても開かないよ。どうするかというと、全面の細い穴にカギを差し込むと、フタがパカッと開きます。というような立方体の「カギ付きヒミツ箱」を、某小学校の土曜チャレンジスクールで作ってみました。詳しくは3月24日付けの「工作のヒント」をご覧ください。

 

偏光板工作ご紹介、最後の1作品「ミステリーハウス」です。

●ゥDSC08855 ●ウDSC08853 ●ゥ小DSC08851

女の子のお化けがこっそり覗いてる3階建てミステリーハウス。テーブル、イス、鏡、本棚とかあるけど床は無いので、女の子のお化けが1階~3階を階段も使わずにガンガン移動します。6年生女子の作品。不気味系素材に魅力を感じるみたいです。

これで偏光板工作は全部です。想像していた以上にいろいろ出来ました。私もアイデア、チャージ出来て面白かったなあ。

 

本日仕上がった偏光板工作を3つご紹介します。

●ウDSC09027 さあ、これはなんと天体望遠鏡的なアイデアです。内部に土星や木製などの惑星がレイアウトされていて、その惑星間を小さな宇宙船が磁石で移動するという、それはもう、まさしく箱の中の小宇宙!?しかも全体は天体望遠鏡というつながりもロマンティックです。手前の花のようなものは宇宙船という想定で、箱の内部にも小サイズのものが。四角い箱からここまで来たか!っていうアイデアの5年生女子の作品です。

●ウDSC08953 次はロケット。これも面白い!箱の中の上下に紙をらせんに切った紙バネ的なものが貼ってあり、その間を人がバネにぶつかって、上下に行ったり来たりするという、奇想天外なアイデアが盛り込まれています。小4年生の男子の作品。男子はやっぱり青と赤が好きなんだね。赤は狩猟時代の獲物の血の色、青はなんだろう、獲物を追いながら見上げていた空の色…かな。女子はやさしい水色が好きみたい、生きていくための飲み水の色の記憶かなあ。

●ウDSC09015 これも、ただの箱からスタートしたとは思えない、キリンを模った超力作。高さは60センチくらいあったかな。キリンの模様を描くのに何時間も費やしたんです。食べた葉っぱが偏光板の中を上下します。体や頭部の図面は作者が書いて切って組み立てています。小5年生女子の作品です。彼女はアイデアを案外あっさりと決めるのですが、そのアイデアを実現するために、どんな遠回りをしてもやり遂げるという粘り強さを持っていますね。

いよいよ偏光板工作もあと一つです。それはまた後日に。

 

 

凝った犬の形の偏光板工作のご紹介です。

●ウDSC08919 中を見て!もう一匹ちっちゃい犬が入ってる!\(〇〇;)/ 子犬は磁石で行ったり来たりします。磁石を付けたスティックはしっぽに収納出来ちゃう。5年生の女子制作。さてここで、おおよその偏光板工作の手順をご紹介。

①窓付きの箱になるように段ボールを切り抜く。②箱の内側をアクリル絵の具で黒く塗る。③中に何を入れるかアイデアを考える。④決まったら、そのアイデアを作る。磁石を底面に付ける。⑤中身との関連性を考えて外側の段ボールの箱を形作る。⑥外側全体をアクリル絵の具で塗る。⑦偏光板を貼る。⑧中身を箱に入れてから段ボールを接着して完成です。

基本のシンプルな「偏光板の箱」に、どれだけうまく自分らしいアイデアを盛れるかがキモ。この作品はまさに「入れ子」状態ですね、母犬かな。コツコツ時間をかけて仕上げました。

思いついても時間がなければ出来ないし、時間があっても、やり通す意思がなければ作れないものです。そして、じっくり進めた過程は知らぬ間に身に付いて、やがて短時間でもうまくアイデアを表現出来るようになると思います。

2016年 明けまして おめでとう ございます

今年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様それぞれの感受性が、貴羅里と光る作品を楽しみにしています。

浦和駅の「蔦屋本屋」、便利でうれしい。北浦和東口にはかって、正直屋さん、洋々堂さん、浦和高校前の圭文堂さんなど街中になじんだ本屋さんがありましたが、全て閉店してしまいました。正直屋さんの跡地には、今では立派な立派なマンションが建ち、洋々堂さんは食品を扱うお店に、そして「鉄腕アトム」を心待ちにしていた圭文堂さんは事務所的な佇まいへとかたちを変えました。正直屋さんの2階の画材売り場で未知の画材にワクワクしたころがあったなぁ…。

今は電子ブック(?)とかで本を読む時代なのでしょうか。読書に限らず、今現在の様々な形態も、やがては、より新しいものへと変わっていくとは思います。東京オリンピックあたりを目指して街並みや生活形態などもガラッと変わってしまいそうですね。だけど、その「新しいバス」に乗らずに見送るという日は、いずれ誰にでも訪れることを自覚しつつ、今年も皆様とともに一歩一歩行けるところまで行ってみたいと思っています。

さいたまトリエンナーレ2016のアートステーション、行って来ました。

●ウDSC08900 ワークショップが面白そうだったので。場所は、元ユザワヤ近く、りそな銀行の向かい側です。となりはラーメン屋さん。日曜ごとのワークショップとのことで、この日は「さいたま」の「玉」をクリスマスのオーナメント的に自由に展開しましょう、というものでした。盛りだくさんの素材から生まれたのは、毛糸やパッキンなどいっぱい詰め込んだ可愛いオーナメントから、タイトルが「心臓」というとんでもない発想のものまで!「心臓」の作り手はアートとは無関係の人だというじゃないですか!行き当たりばったりのチャレンジで、秘められていた感性が思わずあふれ出たって感じ!?(〇〇;;) ほかにも、たくさんの素材に目を輝かせながら自由自在に3つ4つと作って行った女の子もいました。

●ウDSC08897 以前行われた「さいたま市の区の形を何かに見立てる」というワークショップもちょっと絵心ある人には、制作意欲をそそられる内容。私の住んでる浦和区はなんだかライオンぽいけど、写真の真ん中、見沼区の大きいケモノの方が勇ましいな。(´u`;)

偏光板工作、 「海の箱」と「ねこのへや」のご紹介です。

●ウDSC08869 ●ウDSC08856 外側の常夏っぽい絵がなごむ「海の箱」。大小のクラゲさんをひもで上げ下げして、中間に見える黒い床を通り抜けます。ヒトデやウミウシも貼って。暗い内部を覗き込むと2番目の写真のように、2階の窓の下は黒い床が現れて1階の四角い窓が見えていません。6年生女子の作品です。

●ウDSC08877 ●ウ DSC08881 ねこ、こっち見てる見てる…(^‐^*)、可愛い「ねこのへや」。机やイス、本やハサミとか置いてある部屋をねこが磁石で行ったり来たり。真っ赤な屋根を装飾して印象的に。4年生女子の作品です。偏光板工作の内部をカメラで撮るとあちこち妙に反射して、うまく撮れないみたいなのでフタを開けて撮ってます。まだまだつづきますよ~。