埼玉県立近代美術館での美術系高校「作品展・卒業制作展」、スゴ過ぎ!

巨大な絵画に圧倒され。この頃って結構残酷系に魅かれるみたい。なんなんだろう、口元から血がダラリとか、鮮血色満載とか。美術表現の反抗期、みたいな。おとなしいけど、ホントの私はこんな感じ!っていうのは美術系人間としての自分の道筋をたどるとわかる気もする。どんな内容であろうと、ふるえるような繊細な感性を思い切ってさらけ出そうとする覚悟には、今更共振した。

●ウDSC_0375 ●ウDSC_0370テラコッタによるキツネ風作品、タイトル「5分前」。うちの造形教室で図抜けた造形力を発揮していた少年の、「今」の作品。難しい衣のひだをよくぞここまで!いや~、こんな感じに成長して行くんだなぁ、と感慨深く。なんの「5分前」か、各自考えてね、というようなインスタレーション(空間全体がアート作品、見る人を巻き込むなどという意味の美術用語)のアイデアとしても面白いのではないか、とか。展示会場はもっともっと広く、5校の作品がひしめき合ってました。

どうってことない日常をゆさぶってくれた、高校生の情熱に、ありがとう!

海中ジオラマ、2作品目です。

●ウDSC_0085 ●ウDSC_0100 小学2年生男子の作品。造形がどれも可愛いのが持ち味。なんかキュートなんだよね、目の表情とか形そのものが持つ雰囲気とか。ピンクのおオバケのようなメンダコの右、アメリカンドッグ風な串が刺さった生き物は、串部分が毒針だそうで、丸っこい顔で油断させて一突き!とのことです。青い塩ビの中に移る影がユーモラスだね。海中ジオラマはまだまだ、何人も制作中です、仕上がり次第ご紹介していきますね♪

迷路、自由に作ってもらったら、想像以上に面白くなりました。

●ゥ小DSC09174 ●ゥ小DSC09175 迷路はやっぱり自由に限る!

某小学校での土曜チャレンジスクールで迷路工作を。きっちりとしたマス目にそった迷路を参考作品として持って行ったら、開始前のサンプル体験で「こういうのが作りたかったんだよね~♪」と、みんなすごーく楽しんでくれて転がしまくっていましたので、「手順通りに進んでくれそう…(:´з`)」とホッとしたのもつかの間、スタートしたらマス目はもうどこへやらって感じで、用意しておいた工作紙や、木のキューブもドンドン放出して(^^::)足りなくなるんじゃあ、という勢いで作ってました。

1枚目の作品で「つっかえ棒」みたいのは、2面を行き来する通路です。手前の木の立方体が並んでいるのは5年生女子の作品で、1時間40分ほどで込み入った迷路を作り、最後に裏面に段ボールを切り抜いて日付を入れてましたね。1年生から5年生まで行いましたので、レベル変えました。

●ゥ小DSC09169 「加藤こどもの造形教室」の金曜日の小3男子の参考作品も持参しました。開始前の「おもしろがる」様子を見ますと、参考作品は制作意欲を刺激する導入部分であることを、あらためて痛感。だけど自由度の高い工作は手順をなぞるだけでなく、いろいろと余裕を持って対応していけばより一層楽しめるようです。

力作!3D的な迷路工作をご覧ください。

●ウDSC08733 3D的ってこんな感じ。ビー玉を転がしていく迷路です。立方体の外側に6面の迷路を作る、というのはだいぶ以前作りましたが、これは内側3面で、作品はすごーく大きい!(持ってる左手で察してね)その辺にあった切りっぱなしの段ボールをワイルドにガンガンつなげて、バリバリ作ってました。自然落下的な要素あり、縁なし危険地帯あり、かくし迷路あり、タワーありとやってみたかった迷路の楽しみを長時間かけて実らせました!5年生男子制作です。

迷路と言えば、2面ワープ迷路という工作を先日、某小学校工作教室で行いました。「ワープ」っていうのは、ゴールしたら裏面の通路でスタート地点に速攻戻れる、っていうようなことなんですけどね(^ㇿ^:)ゞ。「工作のヒント」の項目(2016年2月24日付け)に載せましたので、よろしかったら~(*^u≦)//→→

「ハノイの塔」の動物タワー風工作と「紐パズル」の3つ、ご覧ください。

●ウDSC09150 ●ウDSC_0024 既存のゲームをただ解くだけではなく、自分で作ってみよう!という課題です。好きな動物のお家的な感じで作りました。1枚目は下からパンダ、イヌ、ネコ、ウサギ、リス、6段目に飾り、と重なってます。小学3年女子制作です。算数が好きだそうで、さっそく遊んでみたらあっさり5段までクリアして、お家で6段まで出来たそうです。2枚目はクジラ、イルカ、ライオン、イヌ、ネコって感じです。海の生き物が入っているのがいい。1段目の動物が1番大きくて、重なるごとにだんだん小さい動物になるように考えてもらいます。小学2年女子制作です。どんどん解いて5段くらいまでを当日クリア!みんなすごいね!

「ハノイの塔」なんてどこが面白いのよ、という人も多々いることでしょう。そもそも知らないのでは。知ったとしても、どうでしょうか…、なにを面白いと感じるかは人それぞれですから。ただ、子どもたちにとっては大人のような時間制限も少なく、過度な情報や知識が詰め込まれていない分、シンプルに「おもしろがる」余地があるようです。

某小学校での、『「ハノイのイス」工作と遊び』の教室ではみんな夢中になって取り組み、4段、5段とクリアするたびに歓声を上げていました。「7段の回数は?8段は?」と聞いて来るお子さんも。子ども時代はピュア、なはずです。「おもしろがれる」うちに「おもしろがっておいて」欲しいと思うのです。(某小学校工作教室については、『工作のヒント』の2016年2月21日でご紹介しました。)

「ハノイの塔」(正式にはこう言われています。)は段数が1段増えるごとに加速度的にややこしくなります。まるで人生の様ですなぁ(--;;)。ちなみにこれを30段重ねて1秒に1個ずつ移動させ続けたとすると、クリアするまでに、……なんと、34年もかかってしまうのです。

●ウDSC09191 これは「紐パズル」。同じ女子制作。「は?なにこれ」的な様相。どうするかというと、紐が接着してあるカサを雨雲から外してね、っていうパズル。カサの模様が可愛いね。商品の多くは木と紐で出来てたりするけど、図書館で調べたら、始まりはペラペラの紙製だったみたい。「……えっ、だってだってあの穴にカサは通らないし…」ってところから紆余曲折の紐こんがら状態へどうぞ。あ、紙、折っちゃだめよん。

 

冬の工作、「海中ジオラマ」のご紹介です!

●ス・ウDSC_0065 ●ウDSC09004 すごい、キレイでしょ!別世界の海の中をジオラマに仕立てる工作です。

ウミウシやカニ、アンコウモドキ、古代の海系恐竜や、オリジナルフシギ生物などが揺蕩う(たゆたう)海中のジオラマです。目が突き出たヒラヒラ生物も可愛いね。立体造形のバランスが的確で引き込まれる~(・ ・:)。恐竜もリアルでびっくり、な小2男子の作品です。

泳いでる生き物は、テグス糸で吊っていて体の角度が変えられます。天面に青い塩ビ板を使って冴えわたる海色に。制作期間は3ヶ月以上、大きさは直径24センチ、高さ15センチ。存在感のある大きさです。この工作も少しずつ、ご紹介していきます。

移動ゲーム的な「ハノイの塔」、ならぬ「ハノイのイス」で工作教室やってみました。

●ウDSC09052 ●ウDSC09051 「ハノイの塔」という面白がれる人には面白い(^皿^;)移動ゲームがありまして、それを小学校の工作教室でやって来ました。本来の姿は、3本の棒に大小のドーナツ状の板とかが刺さってるものが多いです。積み上がったものの最小手数をさがしたり、スムーズに移動させたりして楽しむゲームです。今回は遊んでみたいという意欲を刺激するような可愛いイスの形にしてみました。背もたれはスタッキング出来るので、収納も簡単!

何段でもОKですが、取りあえずは6段で。ルールは3つ、①3ヶ所だけで移動する②1回に1個だけ移動する③小さいものの上に大きいものを重ねない、です。3段の最小手数は7回、4段では15回、5段では31回、という風になってまして、段数をnとすると、2のn乗マイナス1、になるそうです。つまり5段だと2×2×2×2×2-1=31回になります。

数式みたいのはネット経由の情報ですし、そこはツメなくてもいいかなと。パズル的なもの作りも案外楽しいよ、っていうことでこんなイスで遊んでもらいました。あっさりとクリアする児童が多かったのには驚きましたが、7段、8段となるとかなりややこしいので、やり通す強い意志がないと続かないようです。以下は教室の様子です。同じ「ハノイの塔」のアレンジで「ハノイの動物タワー」風な工作を2016年2月22日の「ブログ」でご紹介しました、よろしかったらご覧ください。

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●ゥDSC090691回、2回、3回、4回~と数えながら、みんなとっても楽しそうにパズルゲームやってくれてよかった!

 

 

『鍵付き秘密箱』を作ってみました。

●ウDSC09125 ●ウDSC09082あれっ?普通にフタを持ち上げても開かないよ。どうするかというと、全面の細い穴にカギを差し込むと、フタがパカッと開きます。というような立方体の「カギ付きヒミツ箱」を、某小学校の土曜チャレンジスクールで作ってみました。詳しくは3月24日付けの「工作のヒント」をご覧ください。

 

偏光板工作ご紹介、最後の1作品「ミステリーハウス」です。

●ゥDSC08855 ●ウDSC08853 ●ゥ小DSC08851

女の子のお化けがこっそり覗いてる3階建てミステリーハウス。テーブル、イス、鏡、本棚とかあるけど床は無いので、女の子のお化けが1階~3階を階段も使わずにガンガン移動します。6年生女子の作品。不気味系素材に魅力を感じるみたいです。

これで偏光板工作は全部です。想像していた以上にいろいろ出来ました。私もアイデア、チャージ出来て面白かったなあ。

 

本日仕上がった偏光板工作を3つご紹介します。

●ウDSC09027 さあ、これはなんと天体望遠鏡的なアイデアです。内部に土星や木製などの惑星がレイアウトされていて、その惑星間を小さな宇宙船が磁石で移動するという、それはもう、まさしく箱の中の小宇宙!?しかも全体は天体望遠鏡というつながりもロマンティックです。手前の花のようなものは宇宙船という想定で、箱の内部にも小サイズのものが。四角い箱からここまで来たか!っていうアイデアの5年生女子の作品です。

●ウDSC08953 次はロケット。これも面白い!箱の中の上下に紙をらせんに切った紙バネ的なものが貼ってあり、その間を人がバネにぶつかって、上下に行ったり来たりするという、奇想天外なアイデアが盛り込まれています。小4年生の男子の作品。男子はやっぱり青と赤が好きなんだね。赤は狩猟時代の獲物の血の色、青はなんだろう、獲物を追いながら見上げていた空の色…かな。女子はやさしい水色が好きみたい、生きていくための飲み水の色の記憶かなあ。

●ウDSC09015 これも、ただの箱からスタートしたとは思えない、キリンを模った超力作。高さは60センチくらいあったかな。キリンの模様を描くのに何時間も費やしたんです。食べた葉っぱが偏光板の中を上下します。体や頭部の図面は作者が書いて切って組み立てています。小5年生女子の作品です。彼女はアイデアを案外あっさりと決めるのですが、そのアイデアを実現するために、どんな遠回りをしてもやり遂げるという粘り強さを持っていますね。

いよいよ偏光板工作もあと一つです。それはまた後日に。